1個あったら複数あると思え!- 乳がん治療メモ -

2024年に乳がんになった私の記録です。健診で指摘された日を1月1日にしています。

健診センターからの電話 [1日目]

勤め人なので、一応毎年健康診断を受けています。
今年もルーチンで受け、健診中の医師面談では特に何も指摘されず終了しました。

が。
2日後に健診センターから電話がかかってきます。

マンモグラフィの写真に左胸に気になるものが写っているとのこと。
おそらく石灰、でも塊じゃなく点々と細かく写っているそう。
紹介状を書くから病院で再検査をと言われました。

何科に行けばいいのかすら知らん私に、センターのお姉さんはアドバイスをくれます。
「再検査で何もなければ終了ですが。もし治療に進むことがあったら何回も行くことになります。それも踏まえて選んだほうがいいですよ。女性の乳腺専門医がいるとかも大事ですが、アクセスも大事です。」

ごもっともです。

そんなわけで、このとき私が考えた条件は以下でした。

  • 乳腺外科がある
  • 勤務先に近い
  • MRI検査ができる
  • 入院設備がある

かなり雑な条件で、あとからちょっぴり後悔もするのですが。
センターのお姉さんに探してもらい、横浜のけいゆう病院に決めました。
紹介状とマンモの画像データを焼いたCDを郵送で送ってもらうということで通話終了。

この時点では私、まだかなりのほほーんとしてました。
正常化バイアスと言うやつですかね。
「まさか私が」
「だいじょぶだいじょぶ、どうせなんか違うもの」
「まー、念の為にねー」
くらいのことを考えていました。