1個あったら複数あると思え!- 乳がん治療メモ -

2024年に乳がんになった私の記録です。健診で指摘された日を1月1日にしています。

執刀医とご対面 & え?右胸も?- 通院④-1 [1ヶ月と26日目]

念のためって多いよね

さて、相変わらず予約時間から1時間以上待って、ようやく診察室へ。
新しい医師にご挨拶です。
先生は「初診がX月X日で健診のマンモに石灰が写ってたから来た、と。それがこの写真で〜〜、X月X日にMRI撮って〜〜、針生検の結果が〜〜」と経緯をイチから読み上げてくださいます。
なにか齟齬があっても嫌だし、ふんふんと大人しく聞く私。

と、MRIの画像をパラパラ漫画よろしくマウスで行ったり来たりさせていた先生、ふと手を止めました。
「あれ、右も光ってるとこあるね」
左の9 mmよりもさらに小さいのですが、ぽちりと血管が集まっている箇所が。
「うーん、5~6 mmくらい?」
前の先生は「様子見でいいんじゃないかな」と言っていましたが、この先生は気になるようで、ちょっとエコーで診てみようということになりました。
すると乳腺などの組織の間に、やはり黒い影があるとのこと。
「念のため、生検してみよっかー」
この時は先生も本気で念のためと思っていたようです。
まあ、ブログのタイトル通りの結果になるんですけどね。

しかし私、今日、左のがんの手術の予定立てにきたつもりだったんですがーー。
またぶっすりですか(泣)
とはいえ、この1ヶ月弱くらいの間に乳がんに限らず、がんサバイバーの先輩方のブログなどを読んだりしていた私。
「小さいから様子見」って結構ヤバイ結果になってることが多い気がしていたので、すぐに同意。前回と同じ書類にサインしました。
(そもそもがんサバイバーの方々のブログを見てたんだから「ほっといて大丈夫でした、わーい( ´ ▽ ` )」って人の話は出てくるはずもないので、「多い」はあくまで個人的な所感です。母数おかしいとか解ってるってば。)

ちなみに、前回のはガガガっと吸引音がするやつで、向きを変えつつ3回採取。
今回はバチンと音がするバネ式のやつで、抜き差しして(アタッチメントを変えてる?)3回採取しました。

吸引式乳房組織生検(VAB)とコア針生検(CNB)

何が違うんだろうと思っていたのですが、あとで診療明細を見てみると
 左 - 区分:手術料、項目名:乳腺腫瘍画像ガイド下吸引術、点数:6240
 右 - 区分:検査料、項目名:乳腺穿刺または針生検、点数:690

点数(金額)もかなり違います。
この性能や金額の違いを説明して、患者に選ばせてくれる先生もいるみたいですね。
私は残念ながら、「針生検する」っていうことしか説明してもらえませんでした。
私の入っている医療保険では、いくつかの条件はあれども明細に「手術」って書いてあると保険金が出るんですよ(泣)
痛いとか生検後の制限とかは全く同じなので、保険金出る方がよかったなー。

ちなみに針の太さも違いました。
 VAB:針3〜6 mm
 CNB:針2 mm

病巣が小さいときなどは、しっかり吸い込めるVABのほうがいいみたいですね。
(先生、MRIで光ってるとこめっちゃ小さい言ってたじゃーん(泣))
CNBのほうが患者の負担が少ないとの情報もありましたが、両方受けた私にすれば身体的な負担は変わらないと思います。

通院④-2へ続きます>