1個あったら複数あると思え!- 乳がん治療メモ -

2024年に乳がんになった私の記録です。健診で指摘された日を1月1日にしています。

病院選び - 小学校が嫌いでした

ホテルじゃないとは言うけれど

私が入院したところはホスピタリティ低め、管理優先のめっちゃ窮屈な所でした。
言うて、昭和の小学校か、少年院みたいな感じ。
(大人の扱いもしてもらえないので、刑務所でなく少年院です。)
ついでにご飯も不味い。<それについてはこちら → 病院選び - 病院食

例えば入院日当日

ベッドに案内されて荷物を置いて、手術などの段取り説明を受け、いくつか書類にサインした後。
私服のまま院内コンビニに行ったり(T字帯を買ってこないといけない)してたら、「早くパジャマに着替えてください」
え、私、まだ寝ないよ?って感じでした。
全員同じ格好してないとダメなの?と。

まあ、見舞いの人と区別つけやすいようにしたいのかなーとか思いましたが。
(もちろん、見舞いの人たちはナースステーションで渡される面会者カードを首から下げなければいけない。)

例えば夜間巡回

これは看護師のお人柄に寄るんでしょうけど。
夜中病室にずかずか入ってきて、カーテンを「シャッ!」と音高らかに開け、患者の顔を懐中電灯で照らすという大変に粗雑な看護師がいまして。

おいおい、寝させない気かよ。具合悪い人にもそれやるんかよ?(←やってました。)
なに、患者が違う人にすり替わってたりするの? それどんなミステリー?
それとも脱走予防? やっぱ少年院? 掛け布団に潜ってはいけません、両手は布団の上に出して寝なさいっていうアレ?
って感じ。

手術直後の夜は、機械(フットポンプ・心電図・サチュレーション)やら点滴やら尿カテやらが付いていて、それぞれの状態を確認したりもあると思いますが。
機械全部外れて自由にしてヨシ、って言われた夜(術後翌日の夜)にその看護師に当たっちゃったのは運が悪いんだかどうなんだか。
初日は緊張してたし術後の人が隣のベッドにいたりであまり眠れなかったし、二日目は自分が術後で2時間おきに体温血圧測定されて眠れなかったし。
三日目にようやく同室に術後の人がいなくて(土曜だったので計画手術がない)、今夜はゆっくり寝られるーと思ったらそんな巡回監視だったので、本当にげんなりしました。

例えば「パジャマや寝具の持ち込み禁止」

なんだか修学旅行を思い出させる文言(苦笑)
全員体育のジャージで寝るよう言われましたよね。自前の枕とか持ってきちゃいけないし。

まあ、ここのパジャマ・タオルレンタルは全員加入。
(追加費用払ってオプションをつけると、下着とかシャンプーなどの入浴セットやおむつなどもレンタルできる。)
廊下にリネン棚があって勝手に交換してヨシ、好きなだけ持って行ってヨシという使い放題制度だったので、非利用者がいては使ったの使ってないのズルいのどうのと面倒なことになるのは解るのですが。
そもそも全員がレンタルなら、金だけ払って自前のパジャマ持ってきてもいいんじゃね?と思うのはなにか間違ってるのかなぁ。

友人のお母さんが別の病院に入院したときは、お気に入りのカシミヤの毛布をお父さんが運んであげたとか。
友人が別の病院に入院したときは、気分が上がるように明るい色のパジャマをたくさん買って持っていったとか。

...なにこの格差(苦笑)
いやまあ、見舞いの家族もいない私なので、自前OKだったとしてもレンタル使ったんでしょうけどね。
この辺は一例で、はしばしに迸るこの「管理されてる閉塞感」がめっちゃ息苦しかったです。